Vol2:『我が家に「マネジメント」持ち込んでみました』 二野瀬 修司 « 個人を本気にさせる研修ならイコア

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Vol2:『我が家に「マネジメント」持ち込んでみました』 二野瀬 修司

イコアインキュベーションの二野瀬と申します。
前職は金融業界で管理職を務めておりましたが、人材育成に携わりたいとこの業界へ。
どうぞ宜しくお願い致します。
早速ですが、冒頭、私のポリシー及びプライベートの話を少し。
大それたお話ではありませんが、私は基本的に「家庭に仕事は持ち込まず」を
ポリシーとしていて、仕事で培ったスキルも家族には使いたくないタイプです。
というのも、家族に仕事のスキルを使うことは、なんとなく本来の自分で
接していない気がして、自身の家族にそんな対応はしたくないとの思いがあるからです。

そんな中、先日、プライベートでこんなことがありました。
我が家には小学生の息子がおりますが、算数が好きで、もっとやりたいとの本人の意向から、
現在、学習塾に通っております。
ある日、その学習塾から、夏休みの勉強合宿(1週間)の案内がありました。
本人に参加するか、聞いてみたところ、「行かない」とのこと。
それはそれでよいかと思いつつ、念のため理由を聞いてみると、
「1週間、知らない所で寝泊まりしたことがないので不安だから」とのこと。
「そんな理由か!?」とは思いながら、一応合宿プログラムを見てみると、
算数が主で親の目から見ると、行ったらよいのではないかという内容。暫し妻との協議。
結果、「最終的には本人の判断を尊重」としながらも、私からもう少しだけ、
合宿参加の促しをすることになりました。

さて、息子にどう話すか考えた私、息子の性格を考えると、親から「行け!」と言われれば、
まず「行かない!」というタイプ。
そこで私は、「家庭に仕事は持ち込まず」のポリシーはあるものの、現在「マネジメント」の
研修を企画させて頂いている身であること、そして自身のこれまでの経験も踏まえ、
ここは一つ、「マネジメント」と「フィードバック面談」の基本を用いてみるか?と思い、
以下のポイントを思い出しながら、会話の流れを考えました。

<ポイント>
「マネジメントとは(P.F.ドラッカー:プロフェッショナルの条件より)」
 1.目標とビジョンを持って行動する(させる)
 2.自らの強みを知る(知らせる)
 3.最も重要なことに集中する(させる)

「フィードバック面談の基本」
 1.目的・目標の共有
 2.承認
 3.問いかけ・自らの気づきを促す

ということで、翌日息子を呼び、ちょっと話がしたいと。
まず対極に座らず、両隣に座り会話開始。
(心理学的に「対極に座ると敵対する」との原則から両隣に腰掛け(笑))

私:「最近、塾の宿題とか、多くなってきたね。そもそも何で塾に行き始めたんだっけ?」
  (*上記問いの趣旨:目的とビジョンを持って行動する & 目的・目標の共有)

息子「塾の体験学習で、難しい算数解くのが面白くて、もっとやりたいから」

私「そっか。最近、お父さんはA(息子)の勉強見たりしなかったけど、ホント半年前より、
  算数は伸びたよね。塾楽しい?」
  (*上記問いの趣旨:自らの強みを知らせる & 承認)

息子「楽しいよ」

私:「だよね。お父さんも見ていてそう思う。塾で習うことが嫌なら、いつでもやめて
   いいと思っているけど、問題が解けるの面白くて、楽しいなら続けるよね」

息子「うん、このまま続けるつもり」

私「そっか、わかった。ところで、前に、合宿行きたくないって言ってたじゃない?
  1週間泊まるの不安なのはわかるけど、さっき話した塾へ行き始めた理由と、
  これまでの状況考えたら自分としてはどう思う?」
 (*上記問いの趣旨:最も重要なことに集中させる & 問いかけ・自らの気づきを促す)

息子「うーん・・・合宿は難しい算数多く解けるみたいだし、行きたいのは行きたい。
  でもちょっと不安」

私「そうだよね、やっぱり目的からすると行きたいよね。それで塾始めたわけだし。
  不安な時は、お母さんとお父さんと電話もできるし、もう少し考えてみたら?」

息子「うーん・・・でも不安だし・・・」(暫しやりとり)

  「・・・でも、まぁ塾はそのために始めたし、行くわー。」

私(心の中で)「おーっ、そうなりましたか!」

ということで、子供なりに、目的と不安とを天秤にかけた結果、目的が勝り、本
人としても納得したうえで判断したようでした。

冒頭お伝え致しましたとおり、私は「家庭に仕事を持ち込まず」がポリシーです。
しかしながら、今回のような体験で感じることは、マネジメントとは、単に仕事の
ノウハウではなく、人と人とが交わるなかで、よりよい関係を築き、さらに成長していく
ための指針となるもの、近年、そんな気がしています。とは言え、マネジメントは
難しいものです。自身の経験を振り返っても、相手の思いを汲み取れない、
モチベーションを上げられない、納得を得られない、なんてことは多々あります。
今後も試行錯誤の日々は続くでしょうし、終わりがない気もします。
しかし仕事に限らず、プライベートでも少しでも応用できるなら、周囲にいい影響を
及ぼせるなら、使ってみるのもよいかなと感じる今日この頃です。

イコアでは、「マネジメント」に限らず、全ての思考法・ビジネススキルを、
単にビジネスのツールとは捉えず、「人の可能性を信じ、その成長を手助けする手段」
と捉え、企業様の人材育成の企画、研修等のご支援をさせて頂いております。
現状を悩み、その中で更なる組織・人の成長を求め、願う、そんな皆様のお力になれるよう
邁進してまいります。
是非、皆様と考えを共有、そして議論させて頂き、新たな一歩のお役に立てれば幸いです。

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

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