背景
新卒入社やキャリア入社社員の受け入れ時、管理職やOJT担当者は従来の指導・育成に加え、メンタルヘルスやハラスメント対策等、かつてよりも負荷が増えています。多岐にわたる対応を業務時間内でカバーすることは難しく、1on1を実施していても全てを把握し対応することは難しい状況です。
今回実施した企業も同様の悩みを抱えており、試験的にキャリア入社社員にのみ、外部企業へ委託した社外メンターによる1on1を実施することにしました。
目的
社外メンターを導入することで、キャリア入社社員の育成をサポートし、パフォーマンスの早期発揮と定着化を支援する
支援内容
支援対象：キャリア入社社員・OJT担当者・人事
支援内容：社外メンター（講師）が、6か月間に渡り毎月1回「1on1」を実施
実施時間：45分 / 1回 （1on1）
実施方法：オンライン
実施のポイント
キャリア入社社員
- OJT期間の心構えや進め方をサポートしパフォーマンスを早期発揮する一助となる
- 現状と目標のギャップを埋め、改善行動するための一助となる
- 環境変化等によるメンタルヘルス安定のための一助となる
OJT担当者
- OJT担当としての心構えや進め方をサポートし育成力向上の一助となる
- 育成計画の立案、修正等をサポートし早期改善の一助となる
人事
- 組織、部署の育成課題の抽出
- 職場で育成をする風土の醸成
- 環境変化等のメンタルヘルス状況の把握
担当者の声
OJT支援導入の成果として、ねらい通り管理職やOJT担当者の負担が減ったとともに、人事も状況を把握することができ、現場と人事がキャリア入社社員の育成について共通認識をもって対応することができました。また、OJT担当者にも社外メンターをつけることにより、より計画的に育成ができ、育成スキルも高まったとの声がありました。今後も、同様の取り組みを継続しつつ、対象層（新入社員や若手社員など）を拡げることで組織として良い循環を生むべく、取り組みを検討をしていきたいと思います。
OJT支援の全体像
実施内容（例）
本取り組みに関心のある方、より詳しく知りたい方は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
